キャリアの最初からプロダクトマネージャーになる人は少なく、エンジニアやデザイナ、ビジネスバックグラウンドなど、何かしらの経験を積んでから、プロダクトマネージャーになるのが一般的です。
その中でも特に、プロダクトづくりのコミュニティにいても、ビジネスバックグラウンドでプロダクトマネージャーになる人の比率が少ないように思います。
いくつかある中でも、上記の3つの中でビジネス出身者が唯一プロダクト開発に携わっていないことが、最も大きな要因です。
この記事では、ビジネスバックグラウンドの方がプロダクトマネージャーとして働くためのコツなどを紹介します。主な対象としては下記の方々を想定しています。
・ビジネスバックグラウンドの方でプロダクトマネージャーを目指している方 ・プロダクトマネージャーになったばかりの方 ・エンジニアやデザイナーで、ビジネス出身のプロダクトマネージャーの思考回路を知りたい方
すでにプロダクトマネージャーとして長く活躍しているしている方には当たり前の話かもしれませんので、そっと閉じていただければ幸いです。
プロダクトを作るために必要な役割としてわかりやすいのが、有名なプロダクトマネジメントライアングルです。大事なときは基本に戻ります。
出典 https://tumada.medium.com/product-management-triangle-job-description-d18d1855ef65
上記を見るとわかるように、「顧客」をのぞいた役割としては、開発者とビジネスがありますが、ビジネスやそちら側の役割ほど、プロダクトづくりから遠い位置にいます。
もちろん1つのサービスを立ち上げるには、全方位的な経験値が必要ですが、どうやってプロダクトを作るのか?ということがわからないと、どうしてもエンジニアやデザイナーとの間に深い溝ができがちです。
私自身も経験があるのですが、下記のようなことが起こります。
・使っている言葉が分からない ・分からないことが多すぎる ・そもそも分からないことが分からない ・分からなさすぎて質問しづらい ・チームの輪に入れない、信頼関係が築けない。
これは結構致命的で、単純に「プロダクトマネージャーになりたい」と言っても、なかなかハードルが高いのが現状です。
例えば、「分からないことが多すぎで聞くことができない」ケースは、1つや2つであれば聞くことはたやすくとも、言っていることが殆どわからなければどこから聞いていいかもわからないという状況が起こります。
この記事ではそのような自体をどうやって突破するのか、そのためのプロダクトマネージャーになるための7つの心得を洗い出してみました。
それら7か条を意識しアクションに移してみると、一気にプロダクトマネージャーのキャリアが現実になるのでぜひ試してみてください。